就活において学歴フィルターは存在するのか

結論から言えば、存在します。

 

とはいっても、よほど無名大学でない限りは何ら問題はないのかなと私は感じました。

実際グループ面接でもいろいろな大学の方がいましたし。

 

極端な話をすれば、東大出身で全く話せない人より、無名大学出身だけどしっかり話せる人を取ります。また企業によっては、面接時に大学名を伏せさせたり、ESには記載させなかったりしているため、おそらく皆さんがイメージしているほどの学歴フィルターは感じませんでした。

 

まあ、メーカーにおいてのみですがね。商社や銀行などのお堅いところだと、あるのかもしれません。

実際、私の親が銀行の新卒採用で面接官をしたことがあるとのことで、少し話を聞いたのですが、「一定のレベルに達していれば、学歴が高い方から取っていく」なんてことを話していました。まあ、かれこれ15年近く前の話にはなるので、最近はどういった傾向にあるかわかりませんが。

 

就活の面接って、基本的には大学入試と一緒みたいです。点数をつけられ、最終的に点数の高い順で取っていく。

 

まあ、あと以前「TOEIC800点は無意味」なんて書きましたが、意外とそうでもないと最近気付きました。これは完全に業界によりますが、現在受けている大学職員において、ESで落ちたことがありません。ESを書くのに慣れただけというのも考えられますが、大学職員って英語力が求められる仕事なので、かなりプラスに働いているのかなーと感じています。

 

とはいっても、以前書いたように、大手企業においては無意味ですけどね。だって、英語力がある人なんてたくさんエントリーしていますでしょうし。

 

ちょっと話がそれましたが、学歴って何だろうと最近考えさせられます。学歴=努力の証としてしまうのはあまりに安易でしょうけど、でも結局その人間が18歳まで、どういった教育を受け、どれだけの力を養えているのかということを測っているものなんでしょうね。

 

ここからは私の個人的な偏見も入っては来るかもしれませんが、正直やはり学歴が高い人ってある程度人間が出来ているな、と就活を通じて感じました。本当、びっくりするような言動を取る人ってたくさんいるんですよね。全てが学歴に比例しているわけではもちろんありませんが、そういう人に限って出身大学を聞くと「あぁ」ってなることが多いんです。

そう考えれば、学歴フィルターである程度削るのって、企業にとっては楽なんでしょうね。まあ、就活生から見れば単なる職務放棄にしか見えませんが。