仕事とは何か
実は今年度になってから、初めて異動することになりました。
希望を出したわけでもなく、入社後2年間担当担当していたプロジェクトを一瞬で外されることになりました。事前に個別面談もなく、突然の人事通達です。
まあ、納得できませんよね。納得できず、自分でうまく飲み込むこともできず。でもサラリーマンですから会社の指示には従う。
そんな感じで会社には怒りと悲しみを抱えながら不満を抱いた結果、異動して早3か月、自分の仕事に対する価値観が180°変わりました。
前までは、仕事って一番大事なものって思っていたんです。
たとえ有給をとる予定な日でも、大事な打ち合わせが入れば仕事を優先するものだと思っていましたし、仕事より優先することなんてないと思っておりました。
が、今回の異動は私が自分の身を投げ出す思いで全身全霊で務めてきたプロジェクトから外されることとなり、「ああ、努力は報われないし、うちの会社の人間は誰もそれを見てはくれないのだな」と実感しました。
プロジェクト内で学んだこと、努力したことはもちろん一社会人として役に立つとは思います。でも、これだけプロジェクトのために尽くしてきたはずなのに、「お前もういらないから」とばっさり切り捨てられたわけですよ。
まだ2年しかやってきておらず、役に立っていなかったのも事実でしょう。私が尽くしていたのは、自己満だっただけで対外的に見れば大した貢献もしていなかったことでしょう。
でも、それでもそれをきちんと見て評価してくれるのが上司や先輩のやくめなんじゃないんですか?異動する前に一言あってもよかったはずなのに、何もなかった。所詮、その程度の存在だったんでしょうね・・・
で、異動を経た私にとっての仕事は「稼ぐ手段」にしかすぎず、優先順位は5番目くらいです。プライベートが何よりも大切で、特に趣味に費やす時間が一番大事。仕事なんて、怒られない程度に適当にさばいていけばよいのだと思っています。だって、どんなに頑張ったって報われないのだから。だったら程よくやって、無駄な時間や労力は費やす必要はないんですよ。あんな会社に私のすべてをささげるなんてもったいない!!(笑)
まあ、いじけ半分もありつつ、、、
この価値観の変化って、私にとってとても大きなターニングポイントとなりました。しかも、ポジティブな方向に。
仕事が一番っておかしいじゃないですか。出世したいならともなく、私は出世やキャリアアップは一切興味がなく、程よく稼げていければよいとしか思っていません。割と対外的には生真面目な私でしたが、今はもう上司に怒られない程度に言われたことをやって過ごすだけの日々です。それが私が定義するサラリーマンですから。
前までは時間があれば残業してでも何か+αとなることをやっていました。追加資料を作るとか、要望以上のものを提示するよう努力していました。
今は残業は絶対しないようにしてます。といっても、仕事が足りないと思われて業務を増やされたら大変なのできちんと程よくサボりつつ残業はしているのですが。。。
+αなんてやらない。だって無意味だから。そんな労力を費やす暇があったら、週末の予定でも考えてます。
そう、今暇なんですよね。
異動先での業務が少なくて、毎日定時退勤どころか、午前中はぼーっとしてても差し支えないくらい暇です。それがばれないように、今は忙しいふりをするのが大変なくらい。
あのやる気に満ちていた数年前の私はどこへ行ってしまったのでしょう・・・
こうやって社会人として面の皮が厚くなっていくのでしょうね(笑)
私はあの会社にいる以上、50%以上のやる気は出しません。出せません。出したくもないです。もし私自身が50%しか尽力していない私に嫌気がさす日が来たら、転職します。だってもう、あの会社には尽くせないから。
死ぬ気で就活して入社したって、こうやって会社側から切り捨てられることもありますからね。。。
自分にとって仕事がなんなのか、きちんと考えて就活しておけばよかったかな?まあでも、こんなにやさぐれた社会人になるとは数か月前の私も思っていなかったです(笑)
ああ、去年に戻りたい。