人のふり見て何とやら

何と新人が入ってきました。あっという間に私も2年目。新入社員ではなくなりました。

2年目になって余裕と慣れが出てきて、最近ミスばっかりしています。反省ばかりの一方で、「まあ、良いか」と思う事もあり、ホントよくないと思っています。初心に帰ります…

 

最近は、5月に配属された新入社員とよく話す機会があるのですが、まあ、本当、「お前は今すぐこの会社をやめろ」と思う事が多いです。ある種、コネ入社で最終面接を顔パスして入社した子なんですけど、とにかくイライラしてばかりです。

今まで色々の今の業務や、直属の先輩の悪口を言ってばかりなんですけれどもね。

今日、「雑用しかもらえないんです。私、雑用のために会社入ったわけじゃない。さっきもこの雑用やれって指示が来たんですけど、これ私の仕事じゃないですよね?」って言ってて、「あ、こいつとは働きたくねえ」と本気で思いました。

 

「雑用を”雑用”って呼んでいいのは、お前がその雑用を”雑用”としてこなせるようになってからだからな」って凄く怒りたかったけど、別に私の直属の後輩でもないし、その子の態度を注意するほど優しくもないので、一人イライラしてましたが。

 

まず、半年以上社内ニートだった私から言わせれば、「雑用があるだけましだから」という。だって、雑用は雑用でも仕事であることには代わりないんだからね?部内全員に手伝えることないかと聞いて、「ない」と半年以上言われ続けるより、何百倍もマシだからな!っていう。まじ社内ニートなめるなよ…

 

そして、まだ雑用ですらまともにこなせていないのに、仕事を欲しがるのはなんだ?っていう。先日、その新人が電話応対で諸々ミスをし、先方に大迷惑をかけていたんですけれども、そんな人が、きちんと仕事できるわけ?あなたの仕事は、様々な雑務の延長線上にあることをいい加減学んでほしい。

 

しかも先日、現場見学という名目で、何故か打ち合わせに同行させることになったんですけど、研修を受けているはずなのに、名刺交換すらまともにできないんですよ。本当、びっくりしました。わざわざ「今から紹介します」ってタイミングなのに、名刺すら出さない。しかも入社して2カ月が経とうという時に「名刺入れまだ迷ってて買ってないんです」と。買っていない、とは??

 

コネ入社だからなのか、ゆとり教育の進行なのか知らないですけど、こんなもんなんですかね…

そもそも、一応2年目になった私ですら未だに雑務をやることが多いのに、何を言っているんだろう。何なら、雑務や電話対応で未だに学ぶことは多々あるし、反省する場面もあるから、面倒という気持ちはありながらも「お仕事ありがとうございます!」って思うし。

 

と、いろいろと愚痴ってしまいましたが、この新人。新入社員が一番やってはいけないことをしてしまっています。そう、先輩である私に「会社や仕事内容、上司、先輩の愚痴をもらす」です。配属わずか3週間で愚痴のオンパレード。

どんな文句も言っていいけど、それを同期の間でとどめなかったというのが、非常に残念。配属してたった3週間の新人が、何様なんだ?というね。

 

すいません。それこそ単なる愚痴になってしまいました。「こんな会社、安定性があるから入っただけで、それ以外は別に」ってさっき言われて、わりと愛社精神のある私が傷ついて、耐えられなくなりました。

本当、新人のくそみたいな態度から、反省することが多々あるので、いろいろと勉強にはなりますけどね。

 

さて、もうすぐ内定が出始める時期ですね。

最終面接は、人柄と会社との相性を見ると言われていますが、間違えないです。今年の新人を見て思いました。

 

一つ、真面目な話をすると。

仕事は「好き」を選ばない方が良いと言われていますが、私は「好き」を仕事にして本当によかったと思っています。まあ、趣味と仕事が混合してたまに憂鬱になる、なんてこともたまにありますが、それ以上に仕事に対する満足度が高いです。

給料もそんなに高くない/経営陣に難あり/上司の健忘症が激しい/先方がむかつく

などなど不満はいくらでも出てきます。正直仕事が終わらなかったり、難しかったりして「もういやだ」って病むこともあります。でも、どんなマイナスも「好きな事と接しながら毎日生きている」という満足感に打ち消されます。

まあ、私が上記に挙げた不満なんて、どんなホワイト企業へ行ったって必ずついてくる人間関係の悩みだったりするんですよ。どうせ同じことで悩み、辛い思いをするんだったら、せめて少しくらい「好き」要素が多い仕事がいいじゃないですか。

そりゃ、社内ニートが長くて「死にたい」と思ったこと、仕事が全然できず「消えたい」と思ったこと、沢山ありましたが、一度たりとも「会社を辞めたい」と思ったことはないですし、今後もその予定はないです。

絶対絶対、「好き」を仕事にした方がよいです。