面接で付いた嘘は一生ついて回る。

果たしていつまで就活日記というタイトルでこの日記を続けていくのか。

気が付いたら、新入社員日記になっているかもしれません。

 

まあ、そんな将来のことはさておき。

 

現在、内定ブルーに陥っています。

といっても、実は6月にすでに1回内定ブルーになっていました。

「本当にここの企業でやっていけるのか?」「もっと他にあるんじゃないか」

などなどとにかく内定は貰い承諾はしたものの、やはり不安で不安でしょうがなくなる。これって、結局は企業研究を怠った付けでもあるんでしょうけど。

 

私の場合、内定者と会えば会うほど内定ブルーになっています。純粋に好き!って気持ちもあり、この企業を選んだのですが、他の内定者の企業に対する愛が全然違う。もう、好きとかファンとかそんな域を超えているんです。飲み会へ行っても、先輩社員の話に入れないならともかく、同期になるであろう内定者同士の話にも入っていけないんです。もう、圧倒的な知識不足。情熱不足。劣等感。

 

あともう一つ。内定式での辞令授与のことです。

まあ、あまり具体的に書きすぎると本当に企業バレするので避けますが、10月にあった内定式で、辞令を授与されるときに代表者1名が登壇したんです。内定者は10名以下ではあったんですけど、そこからAさんが選ばれました。このAさん、コミュ力も知識量も圧倒的。ずば抜けているとは薄々感じてはいたんですけどね。いざ人事の方が「代表者はAさんです」というと、かなりショックでした。いや、別にどういう基準で選ばれたとかないんで、何勝手にショック受けてるんだよって感じかもしれませんが。

でも、実はもうとっくに私たちはスタートしていたんだと実感しました。

 

内定が出て、やーっとゴールできた!もう終わった!入社まで遊びまくろう!

 

とか思っていたんですけど、大間違い。

むしろ人事からしたら、選考が終わりやーっと新入社員の準備が始められるって感じでしょうし。

私が内定を承諾した時点で、内定者同士の競争はとっくに始まっていたんです。

(っていうとまるで私が闘争心の塊みたいですが笑)

 

就活中に「内定はゴールではなくスタートです。」って、キティちゃんの会社に言われたことがありましたが、さっそく実感しました。

これまでに懇談会が3回、レポート課題が3回ありましたが、いろんなものがすでに人事の中では評価基準となっていたんでしょう。そして今回の代表者選考。代表者には一切の不満はありません、むしろ納得。だからこそ悔しいんです。入社前にすでに評価で負けている。

まああと、捨て身で挑んでいた最終面接も、今回の評価の基準になっているのかもしれません。

 

私、未だになんで内定貰えたかわからないんです。最終選考には内定者の約3倍の人が残っていて、絶対私より優秀で私より強く内定ほしいと望んだ人がいたはずです。なのに、なんで私なんかが内定を貰えたのでしょう。本気で社長にお伺いしたいくらい、なぜ私なのか皆目見当もつきません。

私は最終面接に限らずですが、嘘つきまくったり、適当を言っていたのが殆どでした(爆)

でも、今まさにそのつけが来ています。私はコミュ力もない、継続力も、挑戦心もリーダーシップもない。しかし企業はそれを私に求めているし、私にはそれがあると期待している。

 

もはや「嘘偽りで勝ち得たこの企業は、私には向いてないんじゃないか」と思い始めています。

 

正直、人事や役員を馬鹿にしていました。「新卒の言う事なんて覚えてない、記憶にすらないだろう、あの薄らハゲども」と。

でも、懇親会で最終面接の際にいた役員に「君はあのアルバイトしていて、あれを頑張っていて、あれに力を入れていた。で、サークルは確かあれだよね?ESにああいうこと書いてあったから、こういう質問したよね?」って言われました。ちょっと、本気でびっくりしました。最終面接だけでも30人弱の面接をしてきたはずなのに、的確に覚えていらしたんです。むしろ、それだけ力があったからこそ役員になっているんでしょうけど・・・

 

私は、無自覚のうちに、就活中自身の首を絞めていたんです。そして今もなお首を絞めつけられている。自らがハードルを上げ、嘘で塗り固めてきたものを、今後も嘘に嘘を重ねなくてはなりません。

 

 

もちろん、いまさら内定を蹴ったりするつもりもありませんし、別に人事に「あれ、嘘だったんです」なんて告白もしません。

 

ただでも、入社前にすでに劣等感を感じているなら、これはきっと入社後も続くはずです。もちろん、そんなのはいやです。

入社までの半年が入社後の全てを左右するんじゃ!?!?って勝手に思っていますが、でも、実際そうだと思います。だからこそまさに有意義な時間の使い方をしていきたいです。

 

 

とりあえずは資格ですね。あとパソコンとか、専門知識とか。

身に付けられるところから着実にやっていきたいです。